関連記事

>前のページへ戻る

動物性脂肪をとりすぎていませんか?

食事を通じて摂取される脂肪は体内に入るとグリセロールと脂肪酸に分解されますが、脂肪酸はさらに「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」に分けることができます。

飽和脂肪酸とは、肉類、卵、乳製品、バター、ラードなど、動物性の脂肪が分解されてできる脂肪酸です。
不飽和脂肪酸とは、マーガリンや植物油など植物性の脂肪、また、魚の脂肪などが分解されてできる脂肪酸です。

どちらの脂肪酸も、とりすぎれば肥満の原因になりますが、より問題が大きいのは、飽和脂肪酸、つまり動物性の脂肪です。植物性、あるいは魚の脂肪に含まれる不飽和脂肪酸は、コレステロールを下げる働きがあるのに対して、動物性の脂肪に含まれる飽和脂肪酸は、コレステロールの値を上昇させ、不飽和脂肪酸よりも体に対する害が大きいのです。